【活用ガイド】

JVNDB-2013-006518

IBM Tivoli Storage FlashCopy Manager の FlashCopy Manager for VMware コンポーネントにおける重要な VM データを取得される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage FlashCopy Manager の FlashCopy Manager for VMware コンポーネントは、バックアップおよびリストア操作の承認を適切にチェックしないため、重要な VM データを取得される、またはサービス運用妨害 (データの上書きおよびディスクの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Storage FlashCopy Manager 3.1
  • IBM Tivoli Storage FlashCopy Manager 3.2
  • IBM Tivoli Storage FlashCopy Manager 4.1

想定される影響

ローカルユーザにより、不特定の GUI アクションを介して、重要な VM データを取得される、またはサービス運用妨害 (データの上書きおよびディスクの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6714
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6714
更新履歴

  • [2014年05月28日]
      掲載