【活用ガイド】

JVNDB-2013-006458

VICIDIAL ダイヤラーにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

VICIDIAL ダイヤラー (別名 Asterisk GUI クライアント) には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-77: Improper Neutralization of Special Elements used in a Command (コマンドインジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/77.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


VICIDIAL Group
  • VICIDIAL 2.8-403a
  • VICIDIAL 2.7RC1
  • VICIDIAL 2.7

上記以前のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、manager_send.php の OriginateVDRelogin アクションの extension パラメータ内のシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VICIDIAL Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4468
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4468
  2. 関連文書 : VICIDIAL: Multiple Vulnerabilities
更新履歴

  • [2014年05月19日]
      掲載