【活用ガイド】

JVNDB-2013-006414

socat におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

socat には、listen タイプのアドレスに使用され、かつ fork オプションが有効な場合、サービス運用妨害 (ファイル記述子の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


dest-unreach.org
  • socat 1.2.0.0 以上 1.7.2.2 未満
  • socat 2.0.0-b1 以上 2.0.0-b6 未満

想定される影響

第三者により、(1) sourceport、(2) lowport、(3) range、または (4) tcpwrap の制限に基づき拒否される複数のリクエストを介して、サービス運用妨害 (ファイル記述子の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dest-unreach.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3571
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3571
  2. 関連文書 : Subject: socat security advisory 4 - CVE-2013-3571
更新履歴

  • [2014年05月12日]
      掲載