【活用ガイド】

JVNDB-2013-006328

複数の F-Secure 製品における SQL インジェクションの脆弱性

概要

複数の製品で使用される F-Secure Anti-Virus、F-Secure Email and Server Security、および F-Secure Server Security の FSDBCom ActiveX コントロールの 不特定の DLL には、GetCommand に関する処理に不備があるため、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


エフ・セキュア
  • F-Secure Anti-Virus 9.00 以上 9.10 HF02 未満 (Microsoft Exchange Server 用)
  • F-Secure Anti-Virus 9.00 HF09 未満 (Windows Server 用)
  • F-Secure Anti-Virus 9.00 HF09 未満 (Citrix Server 用)
  • F-Secure E-mail and Server Security 9.20 HF01 未満
  • F-Secure Server Security 9.20 HF01 未満

想定される影響

第三者により、任意の SQL コマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

エフ・セキュア
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7369
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7369
更新履歴

  • [2014年04月22日]
      掲載