【活用ガイド】

JVNDB-2013-006185

Samba の smbcacls の smbcacls.c 内の owner_set 関数におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Samba の smbcacls の smbcacls.c 内の owner_set 関数は、--chown または --chgrp オプションの使用時に ACL を削除するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 4.0.16 未満の 4.0.x
  • Samba 4.1.6 未満の 4.1.x

想定される影響

第三者により、意図しない管理上の変更を利用されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6442
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6442
更新履歴

  • [2014年03月17日]
      掲載