【活用ガイド】

JVNDB-2013-006184

Samba におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

Samba は、パスワード推測保護メカニズムを全てのインターフェースに適用しないため、アクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 3.6.23 未満の 3.x
  • Samba 4.0.16 未満の 4.0.x
  • Samba 4.1.6 未満の 4.1.x

想定される影響

第三者により、総当たりの ChangePasswordUser2 の (1) SAMR または (2) RAP の試行を介して、アクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4496
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4496
更新履歴

  • [2014年03月17日]
      掲載
    [2014年05月14日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-4496 Credentials Management vulnerability in Samba) を追加