【活用ガイド】

JVNDB-2013-006080

Google Chrome の net/socket/ssl_client_socket_nss.cc における新たな証明書チェーンの使用を誘発される脆弱性

概要

Google Chrome の net/socket/ssl_client_socket_nss.cc の SSLClientSocketNSS::Core::OwnAuthCertHandler 関数は、再ネゴシエーション中にサーバの X.509 証明書の変更を制限しないため、新たな証明書チェーンの使用を誘発され、ユーザの予想との不整合が生じる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 33.0.1750.117 未満

想定される影響

リモートの SSL サーバにより、TLS 再ネゴシエーションを開始されることで、新たな証明書チェーンの使用を誘発され、ユーザの予想との不整合が生じる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6659
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6659
更新履歴

  • [2014年02月25日]
      掲載

公表日2013/11/05
登録日2014/02/25
最終更新日2014/02/25