【活用ガイド】

JVNDB-2013-006061

PHP の ext/gd/gd.c の gdImageCrop 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PHP の ext/gd/gd.c の gdImageCrop 関数には、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-7226 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.5.9 未満の 5.5.x

想定される影響

第三者により、戻り値として NULL ポインタの使用につながる無効な imagecrop 変数を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7327
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7327
更新履歴

  • [2014年02月20日]
      掲載