【活用ガイド】

JVNDB-2013-006014

Pidgin の MXit 機能における整数符号エラーの脆弱性

概要

Pidgin の MXit 機能には、整数符号エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Pidgin
  • Pidgin 2.10.8 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された emoticon 値を介して、整数オーバーフローおよびバッファオーバーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (セグメンテーション違反) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Pidgin オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6489
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6489
更新履歴

  • [2014年02月10日]
      掲載
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Pidgin) を追加
    [2015年08月03日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0139) を追加