【活用ガイド】

JVNDB-2013-005984

複数の衛星通信端末のファームウェアにおける不特定のログインアクセス権を取得される脆弱性

概要

複数の衛星通信端末のファームウェアは、ハードコードされた資格情報を持つため、不特定のログインアクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GateHouse
  • GateHouse 衛星通信端末
Harris
  • BGAN RF-7800B-VU204
  • BGAN RF-7800B-DU204
Hughes Network Systems
  • Hughes 9201
  • Hughes 9450
  • Hughes 9502
Inmarsat plc.
  • Inmarsat 衛星通信端末
Thuraya Telecommunications
  • IP 衛星通信端末
日本無線株式会社
  • JUE-250
  • JUE-500

JVNVU#95252821 によると、2014年2月3日時点で CERT/CC は、GateHouse と Hughes Network Systems が共同で開発したファームウェアが本脆弱性の影響を受けると判断しています。
想定される影響

攻撃者により、不特定のログインアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GateHouse Harris Hughes Network Systems Inmarsat plc. Thuraya Telecommunications 日本無線株式会社
  • 日本無線株式会社 : JUE-250
  • 日本無線株式会社 : JUE-500
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
  2. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6034
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95252821
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6034
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#250358
更新履歴

  • [2014年02月05日]
      掲載