【活用ガイド】

JVNDB-2013-005966

Fail2ban の postfix フィルタにおける任意の IP アドレスのブロッキングを誘発される脆弱性

概要

Fail2ban の postfix フィルタの config/filter.d/postfix.conf には、任意の IP アドレスのブロッキングを誘発される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fail2ban
  • Fail2ban 0.8.11 未満

想定される影響

第三者により、不適切な設計の正規表現に一致する巧妙に細工された電子メールアドレスを介して、任意の IP アドレスのブロッキングを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fail2ban
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7176
参考情報

  1. JVN : JVNVU#97877909
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7176
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#686662
更新履歴

  • [2014年02月04日]
      掲載