【活用ガイド】

JVNDB-2013-005940

IBM Security Directory Server および Tivoli Directory Server で使用される IBM GSKit におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM Security Directory Server (ISDS) および Tivoli Directory Server (TDS) で使用される IBM GSKit には、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュまたはハング) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Global Security Kit 7.0.4.48 未満の 7.x
  • IBM Global Security Kit 8.0.50.16 未満の 8.x
  • IBM Security Directory Server
  • IBM Tivoli Directory Server

想定される影響

第三者により、不正な形式の X.509 証明書チェーンを介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュまたはハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6747
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6747
更新履歴

  • [2014年01月29日]
      掲載
    [2015年06月26日]
      ベンダ情報:IBM (1676092) を追加
      ベンダ情報:IBM (1676091) を追加
    [2015年08月10日]
      ベンダ情報:IBM (1669554) を追加