【活用ガイド】

JVNDB-2013-005932

Openswan におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Openswan には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび IKE デーモンの再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Openswan
  • Openswan 2.6.39 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、予想されるペイロードが欠如した IKEv2 パケットを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび IKE デーモンの再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Libreswan Project Openswan レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6466
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6466
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-17-250-02
更新履歴

  • [2014年01月28日]
      掲載
    [2015年08月06日]
      概要:内容を更新
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0185) を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新
    [2017年09月11日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-17-250-02) を追加