【活用ガイド】

JVNDB-2013-005924

libvirt におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libvirt の下記の関数には、競合状態により、サービス運用妨害 (libvirtd クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

(1) virDomainBlockStats 関数
(2) virDomainGetBlockInf 関数
(3) qemuDomainBlockJobImpl 関数
(4) virDomainGetBlockIoTune 関数
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.2.1 未満

想定される影響

攻撃者により、virDomainDetachDeviceFlags コマンドを介して、サービス運用妨害 (libvirtd クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6458
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6458
更新履歴

  • [2014年01月28日]
      掲載
    [2015年08月04日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:0103) を追加

公表日2013/12/13
登録日2014/01/28
最終更新日2015/08/04