【活用ガイド】

JVNDB-2013-005921

VideoLAN VLC media player で使用される Live Networks Live555 Streaming Media におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

VideoLAN VLC media player で使用される Live Networks Live555 Streaming Media の parseRTSPRequestString 関数には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


live555
  • LIVE555 Streaming Media 2011.08.13 から 2013.11.25

想定される影響

第三者により、RTSP メッセージの先頭にある (1) 空白文字、または (2) タブ文字を介して、整数アンダーフロー、無限ループ、およびバッファオーバーフローを誘発されることで、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

live555
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
  2. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6933
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6933
  2. 関連文書 : Fuzzing RTSP to discover an exploitable vulnerability in VLC
更新履歴

  • [2014年01月27日]
      掲載

公表日2013/12/30
登録日2014/01/27
最終更新日2014/01/27