【活用ガイド】

JVNDB-2013-005920

Windows 上で稼働する IBM Tivoli Storage Manager のクライアントにおけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する IBM Tivoli Storage Manager のクライアントは、バックアップおよびリストア操作にわたり Resilient File System (ReFS) ファイルの権限を保持しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.1
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.4.0

想定される影響

ローカルユーザにより、標準のファイルシステムの操作を介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5371
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5371
更新履歴

  • [2014年01月27日]
      掲載