【活用ガイド】

JVNDB-2013-005883

nfs-utils の rpc-gssd におけるその他の制限ファイルを読まれる脆弱性

概要

nfs-utils の rpc-gssd は、GSSAPI 認証中にサーバ名の逆引き DNS 解決を実行するため、その他の制限ファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux NFS
  • nfs-utils 1.2.8 未満

想定される影響

第三者により、DNS スプーフィング攻撃 (DNS spoofing attack) を介して、他の制限ファイルを読み取られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux NFS レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1923
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1923
  2. 関連文書 : nfsutils-cve20131923-spoofing (85331)
更新履歴

  • [2014年01月23日]
      掲載

公表日2013/04/03
登録日2014/01/23
最終更新日2014/01/23