【活用ガイド】

JVNDB-2013-005865

Tor における暗号保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Tor は、OpenSSL が Intel Sandy Bridge および Ivy Bridge プラットフォーム上の特定の HardwareAccel 設定と組み合わせて使用される場合、(1) relay identity 鍵および (2) hidden-service identity 鍵の乱数を適切に生成しないため、暗号保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The Tor Project
  • Tor 0.2.4.20 未満

想定される影響

第三者により、暗号保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Tor Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7295
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7295
更新履歴

  • [2014年01月23日]
      掲載