【活用ガイド】

JVNDB-2013-005864

複数の製品で使用される dcraw におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libraw、ufraw、shotwell およびその他の製品で使用される dcraw には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


dcraw project
  • dcraw 0.8.x から 0.8.9

想定される影響

攻撃者により、(1) ゼロ除算、(2) 無限ループ、または (3) NULL ポインタデリファレンスを誘発する巧妙に細工された画像ファイルを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dcraw project Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2748
オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1438
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1438
  2. 関連文書 : [notification] libraw: multiple denial of service vulnerabilities
更新履歴

  • [2014年01月22日]
      掲載
    [2015年12月22日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - October 2015) を追加