【活用ガイド】

JVNDB-2013-005860

libtiff におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

libtiff には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF 4.0.3 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された以下の項目を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds write) 状態にされる可能性があります。

(1) GIF 画像の拡張ブロック
(2) tools/gif2tiff.c の GIF ラスタ画像
(3) tools/rgb2ycbcr.c の TIFF 画像の過度に長いファイル名
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian MapTools.org オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4231
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4231
更新履歴

  • [2014年01月22日]
      掲載
    [2014年03月06日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-4231 Buffer overflow vulnerability in LibTIFF) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 996832) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 996833) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0222) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0223) を追加