【活用ガイド】

JVNDB-2013-005844

Icinga におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Icinga には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Icinga Project
  • Icinga 1.8.5 未満
  • Icinga 1.9.4 未満の 1.9
  • Icinga 1.10.2 未満の 1.10

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、下記の関数の過度に長い文字列を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。

(1) cgi/cgiutils.c の display_nav_table 関数
(2) cgi/cgiutils.c の page_limit_selector 関数
(3) cgi/cgiutils.c の print_export_link 関数
(4) cgi/cgiutils.c の page_num_selector 関数
(5) cgi/status.c の status_page_num_selector 関数
(6) cgi/config.c の display_command_expansion 関数

また、CVE-2013-7107 の脆弱性を利用されることで、認証なしで悪用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Icinga Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-7106
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-7106
更新履歴

  • [2014年01月16日]
      掲載