【活用ガイド】

JVNDB-2013-005805

libvirt の lxc/lxc_driver.c 内の lxcDomainGetMemoryParameters メソッドにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libvirt の lxc/lxc_driver.c 内の lxcDomainGetMemoryParameters メソッドは、メモリチューナブル (memory tunable) を読み込む際、LXC ゲストのステータスを適切にチェックしないため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび libvirtd クラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.0.5 から 1.2.0

想定される影響

ローカルユーザにより、シャットダウンステータスのゲストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよび libvirtd クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6436
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6436
更新履歴

  • [2014年01月09日]
      掲載