【活用ガイド】

JVNDB-2013-005742

EMC Replication Manager における権限を取得される脆弱性

概要

EMC Replication Manager には、引用符で囲まれていない Windows 検索パスにより、権限を取得される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-428: Unquoted Search Path or Element (引用されない検索パスまたは要素) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/428.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


DELL EMC (旧 EMC Corporation)
  • EMC Replication Manager 5.5 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、目的のディレクトリの親ディレクトリ内の巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DELL EMC (旧 EMC Corporation)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6182
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6182
  2. 関連文書 : ESA-2013-092
更新履歴

  • [2014年01月06日]
      掲載