【活用ガイド】

JVNDB-2013-005712

Bip における他のソケットに書き込まれる脆弱性

概要

Bip は、デーモンとして実行している場合、stderr がクローズされる前に、以前 stderr に関連付けられていた予期しないファイル記述子に SSL ハンドシェイクエラーを書き込むため、他のソケットに書き込まれるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


DuckCorp Projects
  • Bip 0.8.9 未満
Fedora Project
  • Fedora 18
  • Fedora 19
  • Fedora 20

想定される影響

第三者により、失敗した SSL ハンドシェイクを介して、他のソケットに書き込まれるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

DuckCorp Projects Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4550
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4550
更新履歴

  • [2013年12月27日]
      掲載