【活用ガイド】

JVNDB-2013-005702

OpenSSL  の ssl/s3_lib.c の ssl_get_algorithm2 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

OpenSSL の ssl/s3_lib.c の ssl_get_algorithm2 関数は、誤ったデータ構造から特定のバージョン番号を取得するため、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenSSL Project
  • OpenSSL 1.0.2 未満
オラクル
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 4.63
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 4.71
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 5.0
  • Oracle Virtualization の Oracle Secure Global Desktop 5.1
  • Integrated Lights Out Manager 3.2.4 未満

想定される影響

第三者により、TLS 1.2 クライアントからの巧妙に細工されたトラフィックを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation IBM OpenSSL Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6449
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6449
更新履歴

  • [2013年12月25日]
      掲載
    [2014年06月26日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in OpenSSL (Solaris 11.1)) を追加
    [2014年07月25日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - July 2014) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - July 2014 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0015) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0041) を追加
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in OpenSSL (Solaris 11.2)) を追加
    [2015年01月30日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2015) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - January 2015 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (January 2015 Critical Patch Update Released) を追加
    [2015年08月03日]
      ベンダ情報:IBM (00001841) を追加
      ベンダ情報:IBM (00001843) を追加