【活用ガイド】

JVNDB-2013-005701

DenyHosts におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

DenyHosts は、認証ログの解析に誤った正規表現を使用するため、サービス運用妨害 (IP アドレスの不正なブロック) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 6.0
  • Debian GNU/Linux 7.0
  • Debian GNU/Linux 7.1
Fedora Project
  • Fedora
Phil Schwartz
  • DenyHosts 2.6

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたログイン名を介して、サービス運用妨害 (IP アドレスの不正なブロック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Phil Schwartz レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6890
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6890
  2. 関連文書 : Re: [SECURITY] [DSA 2826-1] denyhosts security update
更新履歴

  • [2013年12月25日]
      掲載

公表日2013/12/22
登録日2013/12/25
最終更新日2013/12/25