【活用ガイド】

JVNDB-2013-005680

IBM WebSphere Portal における重要なプロパティ情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Portal は、Taxonomy コンポーネントのレンダリング中に content-selection の変更を適切に処理しないため、重要なプロパティ情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 7.0.0.2 CF26 未満の 7.0.0.x
  • IBM WebSphere Portal 8.0.0.1 CF09 未満の 8.0.0.x

想定される影響

第三者により、Web Content Manager (WCM) コンテキストプロセッサのエラーを利用されることで、重要なプロパティ情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6316
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6316
更新履歴

  • [2013年12月25日]
      掲載

公表日2013/12/20
登録日2013/12/25
最終更新日2013/12/25