【活用ガイド】

JVNDB-2013-005614

複数の D-Link ルータ製品のファームウェアにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

複数の D-Link ルータ製品のファームウェアの systemCheck.htm 内の runShellCmd 関数には、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DSR-1000 ファームウェア 1.08B77 未満
  • DSR-1000N ファームウェア 1.08B77 未満
  • DSR-150 ファームウェア 1.08B44 未満
  • DSR-150N ファームウェア 1.05B64 未満
  • DSR-250 ファームウェア 1.08B44 未満
  • DSR-250N ファームウェア 1.08B44 未満
  • DSR-500 ファームウェア 1.08B77 未満
  • DSR-500N ファームウェア 1.08B77 未満
  • DSR-1000
  • DSR-1000N
  • DSR-150
  • DSR-150N
  • DSR-250
  • DSR-250N
  • DSR-500
  • DSR-500N

想定される影響

第三者により、(1) "Ping or Trace an IP Address"、または (2) "Perform a DNS Lookup" のセクションのシェルのメタ文字を介して、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. OSコマンドインジェクション(CWE-78) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5946
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5946
更新履歴

  • [2013年12月20日]
      掲載