【活用ガイド】

JVNDB-2013-005606

IBM Content Manager OnDemand などの製品で使用される IBM Global Security Kit におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM Content Manager OnDemand およびその他の製品で使用される IBM Global Security Kit (別名 GSKit) には、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Content Manager OnDemand for Multiplatforms 8.5
  • IBM Content Manager OnDemand for Multiplatforms 9.0
  • IBM Global Security Kit
  • IBM HTTP Server 6.1
  • IBM HTTP Server 7
  • IBM HTTP Server 8
  • IBM HTTP Server 8.5
  • IBM HTTP Server 8.5.5
  • IBM Tivoli Access Manager for e-business 6.0
  • IBM Tivoli Access Manager for e-business 6.1
  • IBM Tivoli Access Manager for e-business 6.1.1
  • IBM Tivoli Access Manager for e-business ISAM WGA 7.0
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 6.0
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 6.1
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 6.1.1
  • IBM Security Access Manager for Web ソフトウェア 7.0

想定される影響

第三者により、SSLv2 セッション再開時の巧妙に細工されたハンドシェイクを介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6329
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6329
  2. 関連文書 : IBM GSKit SSL/TLS handshake denial of service
更新履歴

  • [2013年12月19日]
      掲載
    [2014年04月07日]
      影響を受けるシステム:IBM (1659837) の情報を追加
      影響を受けるシステム:IBM (1659548) の情報を追加
      ベンダ情報:IBM (1659837) を追加
      ベンダ情報:IBM (1659548) を追加
    [2015年06月26日]
      ベンダ情報:IBM (1676092) を追加
      ベンダ情報:IBM (1676091) を追加
    [2015年08月10日]
      ベンダ情報:IBM (1669554) を追加