【活用ガイド】

JVNDB-2013-005555

Linux Kernel の KVM サブシステムにおける権限を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の KVM サブシステムには、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12.5 およびそれ以前
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 6
  • Red Hat Enterprise Linux HPC Node 6
  • Red Hat Enterprise Linux Resilient Storage EUS 6.5.z
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6
  • Red Hat Enterprise Linux Server EUS 6.5.z
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 6

想定される影響

ローカルユーザにより、ページ終了のアドレス (page-end address) を含む VAPIC 同期操作を介して、権限を取得される、またはサービス運用妨害 (システムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6368
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6368
更新履歴

  • [2013年12月17日]
      掲載
    [2015年08月06日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0284) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0163) を追加