【活用ガイド】

JVNDB-2013-005514

GNU C Library の sysdeps/posix/getaddrinfo.c の getaddrinfo 関数におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

GNU C Library (別名 glibc または libc6) の sysdeps/posix/getaddrinfo.c の getaddrinfo 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-1914 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU C Library 2.18 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、大量の AF_INET6 のアドレス結果 (AF_INET6 address results) を誘発する (1) ホストネーム、または (2) IP アドレスを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project Mandriva, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4458
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4458
更新履歴

  • [2013年12月16日]
      掲載

公表日2013/10/22
登録日2013/12/16
最終更新日2013/12/16