【活用ガイド】

JVNDB-2013-005469

Samba の winbindd の librpc/rpc/dcerpc_util.c におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Samba の winbindd の librpc/rpc/dcerpc_util.c 内の dcerpc_read_ncacn_packet_done 関数には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 3.6.22 未満の 3.x
  • Samba 4.0.13 未満の 4.0.x
  • Samba 4.1.3 未満の 4.1.x

想定される影響

リモートの AD ドメインコントローラにより、DCE-RPC パケットの無効なフラグメント長を介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2812
Novell Samba Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4408
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4408
更新履歴

  • [2013年12月12日]
      掲載
    [2014年01月17日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2812) を追加
      ベンダ情報:Novell (SUSE-SU-2014:0024) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1921) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1805) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1806) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0009) を追加