【活用ガイド】

JVNDB-2013-005373

Google Chrome の browser/ui/sync/one_click_signin_helper.cc におけるセッション固定攻撃を実行される脆弱性

概要

Google Chrome の browser/ui/sync/one_click_signin_helper.cc の OneClickSigninHelper::ShowInfoBarIfPossible 関数は、レルム検証中に誤った URL を使用するため、セッション固定攻撃を実行され、Web セッションをハイジャックされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 31.0.1650.63 未満

想定される影響

第三者により、302 (別名 Found) HTTP ステータスコードの後に不適切な同期を誘発されることで、セッション固定攻撃を実行され、Web セッションをハイジャックされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2811
Google Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6634
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6634
更新履歴

  • [2013年12月10日]
      掲載
    [2014年01月17日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2811) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1927) を追加
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:1933) を追加