【活用ガイド】

JVNDB-2013-005351

Linux Kernel ベースの Director Industrial Communication Gateway デバイスの Outstation コンポーネントの DNP3 サービスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel ベースの Director Industrial Communication Gateway デバイスの Outstation コンポーネントの DNP3 サービスには、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費およびコミュニケーションの停止) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Elecsys Corporation
  • Director Industrial Communication Gateway の Linux Kernel 2.6.32.11ael1 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された入力を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費およびコミュニケーションの停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Elecsys Corporation kernel.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2825
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2825
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-337-01
更新履歴

  • [2013年12月06日]
      掲載

公表日2013/12/03
登録日2013/12/06
最終更新日2013/12/06