【活用ガイド】

JVNDB-2013-005345

Cisco IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS XE は、TFTP UDP フロー用のメモリを適切に管理しないため、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuh09324 および CSCty42686 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.4SG(.2) およびそれ以前

想定される影響

第三者により、TFTP (1) クライアントまたは (2) サーバのトラフィックを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6704
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6704
更新履歴

  • [2013年12月04日]
      掲載