JVNDB-2013-005336

JVNDB-2013-005336
Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit における ASLR 保護メカニズムを破られる脆弱性
概要
Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) は、hooked 機能に予測可能なアドレスを使用するため、ASLR 保護メカニズムを破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)
CVSS v2 による深刻度基本値: 4.3 (警告) [NVD値] 攻撃元区分: ネットワーク攻撃条件の複雑さ: 中攻撃前の認証要否: 不要機密性への影響(C): なし完全性への影響(I): 部分的可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム

マイクロソフト Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 4.0 未満

想定される影響
攻撃者により、Return-Oriented Programming (ROP) 攻撃を介して、ASLR 保護メカニズムを破られる可能性があります。
対策
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報
マイクロソフト TechNet Blogs : EMET 4.0 now available for download
CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?
情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?
CVE-2013-6791
参考情報
National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6791 関連文書 : Microsoft EMET ASLR Mechanism Tampering Vulnerability (SA2013-01)
更新履歴
[2013年12月03日] 掲載

Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit における ASLR 保護メカニズムを破られる脆弱性