【活用ガイド】

JVNDB-2013-005335

Novell Open Enterprise Server の novell-nrm パッケージにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Novell Open Enterprise Server の novell-nrm パッケージの HTTPSTK サービスは、TCP コネクションを閉じるための SSL_free および SSL_shutdown コールを生成しないため、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • Novell Open Enterprise Server 11 (OES 11) Linux
  • Novell Open Enterprise Server 11 (OES 11) Linux SP1
  • Novell Open Enterprise Server 2 (OES 2) Linux

上記の製品の novell-nrm パッケージ 2.0.2-297.305.302.3 未満が本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

第三者により、ポート 8009 への大量の TCP コネクションを確立されることで、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3707
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3707
更新履歴

  • [2013年12月03日]
      掲載