【活用ガイド】

JVNDB-2013-005327

Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 のカーネルの NDProxy.sys における権限昇格の脆弱性

概要

Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 のカーネルの NDProxy.sys には、権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性への攻撃が 2013 年 11 月に観測されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2003 SP2
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) SP2
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) SP2
  • Microsoft Windows XP sp3 SP3
  • Microsoft Windows XP (x64) SP2

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5065
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5065
  2. CISA Known Exploited Vulnerabilities Catalog : CVE-2013-5065
  3. 関連文書 : MS Windows Local Privilege Escalation Zero-Day in The Wild
更新履歴

  • [2013年12月02日]
      掲載
    [2014年01月15日]
      対策:内容を更新
      ベンダ情報:マイクロソフト (Assessing risk for the January 2014 security updates) を追加
      ベンダ情報:マイクロソフト (MS14-002) を追加