【活用ガイド】

JVNDB-2013-005325

Cisco IOS XE の Cisco Express Forwarding 処理モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS XE の Cisco Express Forwarding 処理モジュールには、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug CSCuj23992 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.9S(.1) およびそれ以前

想定される影響

第三者により、IP ヘッダの検証中に適切に処理されない巧妙に細工された MPLS パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6706
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6706
更新履歴

  • [2013年12月02日]
      掲載
    [2013年12月26日]
      影響を受けるシステム:シスコシステムズ (31950) の情報を追加
      対策:内容を更新
      ベンダ情報:シスコシステムズ (31950) を追加