【活用ガイド】

JVNDB-2013-005314

Linux Kernel の drivers/scsi/aacraid/commctrl.c の aac_send_raw_srb 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の drivers/scsi/aacraid/commctrl.c の aac_send_raw_srb 関数は、特定のサイズ値を適切に検証しないため、サービス運用妨害 (無効なポインタデリファレンス) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12.1 まで

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された SRB コマンドの実行を誘発する FSACTL_SEND_RAW_SRB ioctl コールを介して、サービス運用妨害 (無効なポインタデリファレンス) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6380
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6380
更新履歴

  • [2013年11月28日]
      掲載