【活用ガイド】

JVNDB-2013-005258

Pacemaker におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Pacemaker は、リモートの Cluster Information Base (CIB) 構成、またはリソース管理が有効になっている場合、ブロッキングソケットへの接続時間を制限しないため、サービス運用妨害 (接続ブロック) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Cluster Labs
  • Pacemaker 1.1.10
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux High Availability 6
  • Red Hat Enterprise Linux Resilient Storage 6
  • Red Hat Enterprise Linux Server 6

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (接続ブロック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Cluster Labs レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0281
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0281
更新履歴

  • [2013年11月27日]
      掲載

公表日2013/11/21
登録日2013/11/27
最終更新日2013/11/27