【活用ガイド】

JVNDB-2013-005254

luci におけるファイルを読まれる脆弱性

概要

luci は、競合状態により、パーミッションを制限する前に誰でも読み取り可能な権限 (world-readable permission) を持つ /var/lib/luci/etc/luci.ini を作成するため、ファイルを読まれ、"認証の機密 (authentication secrets)" など重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Scientific Linux
  • luci 0.26.0
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux High Availability 6
  • Red Hat Enterprise Linux Resilient Storage 6

想定される影響

ローカルユーザにより、ファイルを読まれ、"認証の機密 (authentication secrets)" など重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Scientific Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4481
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4481
更新履歴

  • [2013年11月27日]
      掲載