【活用ガイド】

JVNDB-2013-005233

Xen におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen は、PCI パススルーのために Intel VT-d を使用する場合、変換テーブルエントリをクリアした後、TLB を適切にフラッシュしないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.9 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Xen プロジェクト
  • Xen 4.2.x
  • Xen 4.3.x

想定される影響

ローカルのゲスト管理者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Xen プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6375
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6375
更新履歴

  • [2013年11月26日]
      掲載