【活用ガイド】

JVNDB-2013-005204

D-Link DSL-2740B ゲートウェイのファームウェアにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

D-Link DSL-2740B ゲートウェイのファームウェアには、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DSL-2740B ファームウェア
  • DSL-2740B

本脆弱性は、上記ファームウェアのバージョン EU_1.0 によるテストで確認されましたが、ベンダは他のすべてのバージョンが影響を受けると公表しています。
詳細はベンダが提供する情報 SAP10004 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、管理者の認証をハイジャックされ、下記の影響を受ける可能性があります。

(1) wlmacflt.cmd の wlFltMode アクションを介して、Wireless MAC Address Filter を有効または無効にされる
(2) scdmz.cmd へのリクエストを介して、ファイアウォール保護を有効または無効にされる
(3) scsrvcntr.cmd の save アクションを介して、リモート管理を有効または無効にされる
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-5730
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-5730
  2. 関連文書 : D-Link DSL-2740B (ADSL Router) CSRF Vulnerability
更新履歴

  • [2013年11月21日]
      掲載