【活用ガイド】

JVNDB-2013-005191

lighttpd における権限を取得される脆弱性

概要

lighttpd は、(1) setuid、(2) setgid、または (3) setgroups 関数の戻り値をチェックしないため、再起動された場合に lighttpd が root として実行される原因となり、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Debian
  • Debian GNU/Linux 6.0
  • Debian GNU/Linux 7.0
  • Debian GNU/Linux 7.1
LIGHTTPD
  • lighttpd 1.4.33 未満

想定される影響

第三者により、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian LIGHTTPD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4559
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4559
更新履歴

  • [2013年11月21日]
      掲載