【活用ガイド】

JVNDB-2013-005188

Linux Kernel の virt/kvm/kvm_main.c の __kvm_set_memory_region 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の virt/kvm/kvm_main.c の __kvm_set_memory_region 関数には、メモリリークにより、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.9 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、メモリスロットの動作を誘発するための特定のデバイスアクセスを利用されることで、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4592
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4592
更新履歴

  • [2013年11月21日]
      掲載
    [2014年02月18日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1645) を追加