【活用ガイド】

JVNDB-2013-005185

Linux Kernel の drivers/net/wireless/ath/ath9k/htc_drv_main.c における MAC アドレス偽装後に元の MAC アドレスを取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の drivers/net/wireless/ath/ath9k/htc_drv_main.c の ath9k_htc_set_bssid_mask 関数は、Wi-Fi (無線LAN) デバイスがリスニングしている MAC アドレスのセットを決定するのに BSSID マスキングアプローチを使用するため、MAC アドレス偽装後に元の MAC アドレスを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.12 まで

想定される影響

第三者により、特定のビット操作をした MAC アドレスへ一連のパケットを送信されることで、MAC アドレス偽装後に元の MAC アドレスを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 729573
Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4579
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4579
  2. 関連文書 : Unmasking a Spoofed MAC Address (CVE-2013-4579)
更新履歴

  • [2013年11月21日]
      掲載