【活用ガイド】

JVNDB-2013-005146

Tryton のクライアントにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

Tryton のクライアントには、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。

2013 年 11 月 4 日以前に配布された Tryton が影響を受けます。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Tryton
  • tryton 3.0.0

想定される影響

リモートサーバにより、レポートの拡張子のパスの区切りを介して、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Tryton
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4510
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4510
更新履歴

  • [2013年11月19日]
      掲載