【活用ガイド】

JVNDB-2013-005145

MIT Kerberos の鍵配布センタ用の不特定のサードパーティ製データベースモジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

MIT Kerberos 5 (別名 krb5) の鍵配布センタ (KDC) 用の不特定のサードパーティ製データベースモジュールには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-1418 とは異なる脆弱性です。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MIT Kerberos
  • Kerberos 5 1.10.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびデーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MIT Kerberos
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-6800
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-6800
更新履歴

  • [2013年11月19日]
      掲載