【活用ガイド】

JVNDB-2013-005134

OpenVPN の crypto.c の openvpn_decrypt 関数における重要な情報を取得される脆弱性

概要

OpenVPN の crypto.c の openvpn_decrypt 関数には、UDP モードで実行されている場合、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 11.4
  • openSUSE 12.3
  • openSUSE 12.2
OpenVPN Technologies
  • OpenVPN 2.3.0 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、一定時間内で実行されない HMAC 比較関数を含むタイミング攻撃、および CBC モード暗号化におけるパディングオラクル攻撃を介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Gentoo Linux Mandriva, Inc. Novell OpenVPN Technologies レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2061
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2061
更新履歴

  • [2013年11月19日]
      掲載
    [2013年11月28日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7531) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7552) を追加
      ベンダ情報：Mandriva, Inc. (MDVSA-2013:167) を追加

公表日2013/03/22
登録日2013/11/19
最終更新日2013/11/28